Vol.2  2002.2.1  この号の当選番号は085です。


モスが好き


KURIKURI一家はほぼ二週間に一回火曜日に図書館に行き、その帰りはマックでドライブスルーしています。

せっかくの定休日前だからどこかにおいしいものでも食べに行きたいところなのですが、健ちゃんファンの娘が「伊東家の〜」を見ると言ってきかないのです(遠出すると「踊る踊る〜」が見れない!!という意見もあります)。

でもマックで買うのはいつも「なっ得価格」の安いのをメインにした単品ばかりで、セットで買うことは滅多にありません。

理由は・・・・「モスバーガーに申し訳ない」からです。

セットの価格はマックの500〜550円に対してモスは570〜620円!!100円と違わないのです。

それなのにモスバーガーのあの食感へのこだわりと、複雑にして絶妙な味付けのソース!!

例えばKURIKURIのハヤシライスのソースでさえ他店のレシピをベースに和風の味付けやカルピスを加えるなどして味に奥行きを加えるのに相当の試行錯誤がありました。

そしてモスのソースは私の舌と鼻が感じる限り、それと同等以上の工夫が感じられるのです。

いくら世の中がデフレだからといってもそれだけの工夫に対して100円以下の価値しかつけないわけにはいきません。

そんなわけでマックでは安いものを注文し、月に一度はモスに行っておいしさに見合った金額を払ってくるのです。

あれっ?でもよく考えるとウチのホットサンドはサラダ添えとはいえ単品で600円だ!!

デザートのケーキは200円だからむしろ安いくらいだけど、飲み物セットは200円近くも高い!!

いくら消費税を頂いていないからといって、これでいいのかKURIKURI!!!

と、いうわけでなんとかKURIKURIらしさを失わないでお得なランチセットが出来ないかと目下検討中です。

たぶん三月あたりから始めると思いますので、お楽しみに。


ふわふわのクレープ


私が今まで食べた中で一番おいしかったクレープは、京都の市民病院(だったと思う)の前にある「ポワンプールポワン」というケーキ屋さんで食べたイチゴのクレープ。

このケーキ屋さんは場所柄多いと思われるお年寄りへの接客態度がとても気持ちのいいお店なのですが、ケーキもまた絶品なのです。

そんな中でさらに絶品だったクレープ。もっちりとした柔らかな生地がプツンと切れる瞬間にバターの香りがふっと広がり、濃厚なカスタードと甘酸っぱいイチゴに絡んでいくのがたまらなくおいしかったのです。

それに比べて我がクレープ、初代の調合はバターの香りに凝るあまり、常温で食べるとふんわりとおいしいのにアイスクリームを入れるとバターのざらっとした感触が口に残ってしまっていました。

クリームではなくアイスを入れるため口の中の温度が下がってバターの粒が溶けないのです。

二代目はバターを減らしてサラダオイルに変えたのですが風味が少し足りません。

そしてやっとたどり着いたのが今の三代目。

配合は初代と全く同じ。一つだけ違うのは溶かしバターを全卵に加えていたのを、よく混ぜた卵黄に加えるようにしたことだけ。

マヨネーズを作った方はご存じだと思いますが卵黄には油を均一に分散させる力があります。これをクレープで使えないかと思いついたのですが、本当においしいクレープになりました。

ポワンプールポワンのおいしさにはまだ届いていないかもしれませんが、アイスクリームを包むクレープとしてはかなりのものになったと思います。

と、ここまで書いて気が付いた。今月のデザートに、クレープは・・・・・無い・・・。

文字:先月は文字が固いという声があったので、フォントを買ってみました。 byマスター

〔註:店に置いてあるKURIKURI通信では丸ゴシックなど様々なフォントを使っていますがweb上ではOsakaとゴシックを使っています〕


KURIKURI