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食べねばならぬ

この原稿を書いている時点では、まだ店の前の桜はチラホラといった感じですが、高知あたりではもう満開とのこと。

雪多き冬は終わり、本格的に春がやってきたようです。

さて、春といえば今年のKURIKURIの春休み。

元々の予定では3/26・27・28の三連休を頂いて神戸の美味しいものを食べ尽くしてくるはずだったのですが、体調不良などが重なって旅行はキャンセル。

連休も27・28だけと地味なお休みとなってしまいました。
 

しかしせっかくのお休みです。

世の中にどんな美味しいものがあるかを知るために、お出かけしないわけにはいきません。

体調が万全ではないので遠出はあきらめたのですが、そうなるとやっぱり出かける先は名古屋。春の新作スイーツなどを調べるために名駅にお出かけして参りました。

とはいえ、着いていきなりスイーツに食らいつくのもなんですので、まずはお昼ご飯から。
色々数あるレストランから選んだのはイタリアンのサルバトーレ・クオモ。

ここのD.O.C.という水牛のモッツァレラとトマトのピザがやたらと美味しかったという記事を最近読んでいたので、どうしてもそれが食べたかったのです。

そこで、ランチブッフェに+500円の追加料金を払ってD.O.C.を注文し、他にも生ハムやらなんやらを追加して一人3000円を超えるちょっと贅沢なランチを頂くことにしたのです。

メインディッシュが来るまで、ブッフェスタイルで好きなだけ前菜を食べることができるのですが、これがまぁおいしいこと。

イタリアンらしくオリーブオイルで調理しているものが多かったのですが、そのオリーブオイルの香りも料理によって異なり、全く飽きることがないのです。

結局すべての前菜を味わった上におかわりまでしてしまったので、メインが来る頃には結構おなかいっぱい。

メインは家族三人で肉料理二種と例のピザなのですが、美味しく食べられるのかと不安になるほど食べてしまったのです。

しかし敵もさるもの。

自慢のピザの香りのよいこと!

腹一杯なのも忘れてかぶりつけば、ジューシーなトマトにミルクの香り溢れるモッツァレラの旨みが加わって、牛のように反芻したくなるほどのおいしさです。

結局肉料理もソースをかすってしまうほど食べ尽くし、この時点でベルトの穴一つを移動する羽目になりました。

しかしまだこれで終わりではありません。ブッフェにはデザートもあるのです。

まぁ食べ放題のデザートだから一つ二つも食べればいいだろうとタカをくくっていたのですが、これが意外に美味しい。

パッションフルーツの酸味がきいたムースや、KURUKURIのガトーショコラに負けないほど濃厚なチョコケーキ、ミルキーなジェラート、等々。

結局珈琲をおかわりして食べ尽くし、ベルトの穴をさらに移動してもきついほどになってしまいました。

そんな状態ではスイーツを見ても楽しめないので、二時間ほどデパート内をうろついてからデパ地下スイーツコーナーへ。

しかし、年はとりたくないもの。

まだおなかいっぱいなので、スイーツを見る目に力が入りません。

しかも今年の春の新作は、やたらとピンクが目立ちます。

ウチでも春の和風パフェにはイチゴのアイスでピンクを使ったのですが、そこで見たピンクはスポンジやクリームに着色料で色づけしたものばかり。

きれいなことはきれいなのですが、美味しそうなのかといわれると、ちょっと疑問符。

まぁ、もっとおなかが減っていれば食べる気になったのかもしれませんが、まだお腹の中ではピザやらデザートやらがカンツォーネを歌ってるような状態ですので、不自然なピンクを美味しそうと思える余裕はなかったのです。

そんなわけで結局スイーツは買わずじまいで帰ってきてしまったのですが、最近ネタ切れ感があるので先のデザートが作れるか不安です。

とりあえず次のクレープにはパッションフルーツの酸味を生かしたものに挑戦してみようかと思うのですが、その先に新しいデザートが作れるのか・・・。

またどこかに食べに行くしかありません。

ただし、今度はランチを食べ過ぎないように注意して・・・。

しかし、こうやって美味しいランチを食べるとランチの方も色々工夫をしてみたくなります。

この前やったわさびクリームのパスタも評判よかったことですし、今回食べたイタリアンを何とかウチのランチにいかせないものか・・・・

3000円超のランチを三分の一の価格で再現するのは難しそうですが、ちょっとした工夫を盛り込むことはできるような気もします。

食べれば食べた分だけ、いろんな意味で身になるもの。

移動したベルトの穴が一つ戻らないのが気になるところではありますが、今後のためにもまた食べに行かねばなりますまい。 

KURIKURI