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スーパーに変わる

今年は例年になく栗のデザートが続いています。

いつもなら十月には終わってしまうか脇役にのいてしまうところが、今年は11月の後半になってもまだ「栗KURIプレート」として主役になっているという、AKBに例えるならいまだに前田敦子がセンターを続けているような状況なのです。

ここまで続けることになったきっかけは、私のFaceBookの栗の記事に会社員時代の元上司が「看板メニューとして定番化せよ」という指令を書き込んだ事。

この元上司、見た目はドラゴンボールに出てくる猫仙人のカリン様みたいに温和なのですが、仕事に対する姿勢はやっぱりカリン様の如く厳しいのです。

このカリン師匠(元上司)は、自らも「できない」と言わないだけでなく、ペーペーだった私にもできないとは言わせてくれず、新商品の時期にはいつも耳から煙を噴きながら涙目で仕事をしていたもの。

今回の栗のデザート定番化も、「栗の季節は短いので・・・」なんて言い訳していたら、あっさり却下され。「技術屋魂でブレイクスルーせよと」と追い打ちをかけられてしまいました。

定番化の問題点は、大量の栗を剥かなければならない事もあるのですが、何よりもその保存。

今でも冷凍保存はしているのですが味の劣化は避けられず、二ヶ月くらいが限度です。

そこで何種類かの保存方法を考えたのですが、結果を判断するには一年くらい経ってから味をみなければなりません。

とは言え一年間も放置していてはカリン師匠のお叱りを受けそうです。

そんなわけで、栗の保存技術をテストしつつ徐々に栗のデザートを出していくことにしたのです。

ただ、今年は保存場所があまりないので、デザートとして出せるのはあと一度か二度くらいだとは思います。

しかし、もし今テストしている保存技術がうまくいって美味しく保存できるようになれば、来年あたりは紅茶のパフェのような定番デザートとして栗のパフェも出せるようになるかもしれません。

さて、こんな厳しいカリン師匠ですが、孫悟空にホイホイと仙豆を分けてくれたカリン様のように気前の良さも天下一品。

会社員時代は研究職でありながら一日に一回は師匠と一緒に喫茶店に行くというスタイルで仕事をしていたのですが、師匠の部下である間は一度たりとも珈琲代を払ったことがないのです。

だいたいほぼ一日一回で多い時は四・五回も喫茶店に行っていたのですから、年間七・八万円はかかっていたはず。

そして六年ほど部下をやっていたので、四・五十万円は珈琲代だけで奢ってもらった事になるのです。

ちなみに仙豆とは一粒食べるだけで全身の傷が癒える不思議な豆。

アニメでは悟空がスーパーサイヤ人に変身できるほど成長するには欠かせないアイテムでした。

そして奢ってもらった珈琲は同じ豆類であるためかスーパーサラリーマンとまではいかないまでも、喫茶店でサボっても仕事に支障が無い程度に優秀?なサラリーマンに進化しましたし、喫茶店のマスターになる原動力にもなりました。

たぶん、カリン一族がふるまう豆には一定の変身効果があるのでしょう。

では、カリン師匠の弟子である私が淹れる珈琲に変身効果はあるのでしょうか?

お客様を見渡す限り、金髪を逆立ててメラメラしている方はいらっしゃらないようなので、スーパーサイヤ人効果は無いようです。

ただ、他の喫茶店やファミレスに比べると笑顔率は高いような気がします。

もしかすると私が毎朝焙煎する珈琲豆には、表情を笑顔に変える効果があるのではないでしょうか。

ではなぜ私の珈琲豆に笑顔効果があるのか?

悟空を強くした仙豆を与えたカリン様は、実はメチャメチャ強かった。

私に仕事を上達させたカリン師匠も、実はムチャクチャ仕事ができた。

となると…私も実は笑顔の達人なのか?

つらつら考えてみると思い当たる節も無きにしあらず。

というか私は脳細胞の98%程がお笑い神経でできているようなお笑い好き。

「ありの~ままの~♪」という歌を聴けば「アリのママは女王アリで、そのまたママはアリババでしょう」と考え、「すべてがFになる」というドラマが始まると聞けば「すべてが絵札になる」と脳内変換し、「大富豪なら強いけど、七並べは激弱じゃん」と考えてしまうほどです。

ん?これってただのオヤジギャグ。。。。。

と…いうことは、お客様が笑顔なのはスーパーオヤジギャグを思いついたからなのでしょうか? 

KURIKURI