245号の当選番号は 012 069 095 133 197 です。

筋肉のチカラ


ここ数年パフェの組み合わせがネタ切れ気味なのは常態化してきているのですが、パフェの名前もネタ切れ気味です。
これを書いている時点で構想中の「ベリーベリーティラミスパフェ」の名前も初代「ベリーベリーパフェ」から始まり「ベリーベリー○○パフェ」シリーズの五代目に当たります。
名前に「ティラミス」が入るのも十回くらいやっているし…なんか新鮮味のある名前を付けたいところです。
名前といえば、面白いなと思ったのが「マッシュル」というマンガ。 舞台は魔法界。
主人公は「マッシュ」という名で魔力を持たないきのこヘアの少年なのですが、事情があって魔法学校で主席にならなければならなくなってしまったのです。
彼は魔法が使えないのですが、並外れた筋力の持ち主。
魔法界でのあらゆる問題を筋肉で解決するという、ハリーポッターの世界にワンパンマンがいるような設定なのです。
まぁこの手の設定は少年漫画ではありがちなのですが、気に入ったのはそのタイトル。
マッシュルームヘアの筋肉(マッスル)男子で「マッシュル」っていいじゃないですか!
なんかこんな感じのパフェの名前が付けられないかと色々考えているのですが、なかなかいいのが思いつかないのです。
そして筋肉といえば、最近窓側のテーブルを広くしたのですが、なかなか大変でした。
一応一通りの工具はそろっているのですが、購入したのは開店当時の二十五年程昔。
丸ノコの切れ味が悪いのはまぁいいとして、問題はルーターという角を丸くする機械。
なんか切れ味が悪いと思っていたら途中で刃がとれてしまったのです。
見れば刃を留める爪が折れてしまっています。
仕方ないので残りは力任せにやすりでガシガシと。
そう、筋肉はすべてを解決するのです。
話は変わりますが、最近ちょっと興味深い記事を読みました。
あるパーティ会場でのこと、お祝いの席なので赤と白のペーパーナプキンを用意しておいたところ、その使い方に顕著な差があったというのです。
見慣れた白の方がたくさん使われたのは当然として、気になったのはその捨てられ方。
白はくしゃくしゃに丸めて捨てられていたのに対して、赤い方はきれいにたたまれて捨てられていたのが多かったというのです。
材質は全く同じで色がちょっとおしゃれ。
たったこれだけのことでも、人はその扱いが違ってくるものなのでしょう。
こんな話を思い出したのは最近ちょっとおしゃれなジャンパーを買ったから。
若かりし頃はおしゃれなんかしなくても中身さえよければそれでよしと思っていたのですが、トシをとってくると外見がしょぼくれてくる上に中身も大したことないことに気がついてしまいます。
そうなると外見をごまかしたくなるじゃないですか!と、思いつつもデパートにあるような高級服では中身のしょぼさが際立ってしまうようでなかなか手が出ません。
そんな時、古着屋さんで出会ってしまったのです。
私のために作られたが如きジャンパーに!
これを着るだけで男前度が三割ほどアップ(当社比)するという優れもの。
これを着て出歩けば、きっと赤いペーパーナプキンのごとく、扱いが変わってくるハズなのです。
とはいえ、問題もあるのです。
それは背中がきついこと。
「前にならえ」の姿勢を取ってちょっと力を抜けば両手がバイ~ンと広がってTT兄弟みたいな格好になりますし、下手に靴の紐など結ぼうとしたらセミが羽化する時のごとく背中がメリメリと裂けそうです。
これは体重を増やしたことに問題があるのでしょう。
半年ほど前、鏡をまじまじと見ていたら顔の下半分の老化がハンパないことに気がついたのです。
マスク生活で目に力を入れていたので目のまわりに活力はあるのですが、口元に活力が全くないので目元を隠せば年寄りそのもの。
モロボシ・ダンはウルトラアイを装着すればウルトラセブンに変身しますが、私がウルトラアイを装着すれば老人に変身するだけ。
そこで心機一転、太ることにしたのです。
「なんでやねん!」というツッコミが入りそうですが、以前ダイエットして顔が貧相化したときに、体重を増やすだけで元の顔に戻ったのです。
そこで今回増やした体重は3キロ。
ちょうどハヤシに使うお肉がそのくらいの重さのブロック肉を使っていて、結構大きなサイズです。
しかも、そっちの肉は牧草育ちの赤身肉で筋肉の塊ですが、こっちは多分ほとんど脂肪なので体積は二回り程でっかいハズ。
この背脂のせいでジャンパーがきつくなったわけですが、肝心の顔面に張りは戻らず薄ぼんやりとしたまま。
筋肉はすべてを解決するかもしれませんが、贅肉は何も解決してくれないのです。
そこで現在はダイエットをしつつ、顔面筋肉を強化中。
筋肉がすべてを解決してくれるはずなのです。
そして元の話に戻してパフェの名前。
考えてダメなら筋肉の力で何とかならないか?
筋肉はすべてを解決するハズですから脳筋を限界まで鍛え上げれば…と考えたところで気がついた。
脳筋とは「単純・おバカ」をさす言葉。
鍛えたところでいいことを思いつくはずもありません。
ならば皆さんの知恵をお借りしましょう。
何かちょっと気の利いたおいしそうなパフェの名前を思いついたらぜひ教えて下さい。
採用された方には賞品としてハヤシのお肉を大増量いたします。
ハヤシのお肉は先に書いたように筋肉。
筋肉ですべてを解決しようじゃないですか。




KURIKURI