Vol.21  2003.9.1  この号の当選番号は032と083です。

血が許さない!!


まずは、先月号の補足から。


先月号でこのKURIKURI通信の抽選券の当選確率が「毎月一度は当店にやってきて、毎月チェックしておられる方が一年に一回当たる確率はおよそ七分の一」と書いたため、「毎月来て先月号の分をチェックしないと当たらないの?」と思われた方が多かったようです。


しかし、それは誤解です!


抽選券もスタンプカードもセ○ンカード同様、永久不滅ですっ!


「でも、当選番号がわからない」と、いう声が聞こえてきそうですが、ご心配なく。


Vol.1から現在までのバックナンバーを入れたバインダーが店内ベンチシートの後ろに二冊置いてあります。

Vol.1をお持ち帰りになられて一年半ぶりに来られた方でもちゃんと当選のチャンスは残っています。ぜひ、御確認下さい。


と、書くとバックナンバーは過去の当選番号確認のためにおいてあるようですが、元はと言えば「せっかく何時間もかけて書いたんだから一ヶ月で捨てちゃもったいない」というだけの理由で置き始めたもの。


深い考えはなかったのですが、ちゃんと残しておくと後々ちゃんと使えるものです。


などといいつつ、実は私はちゃんと残さない人です。


工作に使った板の端切れなんかは「ゼッタイ何か使い道があるはずっ」と後生大事に残しておくくせに、肝心のデザートのレシピなんかは全く残していないのです。


年間二十以上も作っている上、一つのデザートに何種類ものアイスクリームやケーキを使っているのだから、ちゃんと残しておけばずいぶん立派な「KURIRKURIヒ・ミ・ツのデザートノート♪」みたいなレシピ帳が出来ているはずです。


これさえあれば、毎回毎回昔のレシピを思い出すために頭をひねらなくてよくなるのですが、「ちゃんと記録に残す」ということをO型の血が許さないのです。


会社員時代もこの血のために、膨大な実験を行いながらも記録を一切残さず、結構大変な思いをしていました。


実験をしたその年の内ならば記憶だけで何とかなるのですが、所長が気まぐれに「一昨年のアレがよかったな」などと言おうものなら、記憶を頼りにもう一度同じ実験をするハメになったものです。


しかし世の中よくしたもので、微妙な記憶違いで作ったものが前よりも良かったりしたために結構褒められることも多かったのです。


ケーキもちゃんとレシピを残しておくと、前と同じものは作れるのでしょうが前よりも美味しくはなりません。

そんなわけで、より美味しいものを作るため記録を残さずに作り続けているのですが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

果たして前の時よりもちゃんと美味しくなっているのでしょうか?


なっていなければ、上のは単なる「O型の言い訳」・・・です。


KURIKURI