97号の当選番号は022 070 104 147 159 です。
目指せびぃわん
新年、明けましておめでとうございます。
今年も心からの笑顔とおいしいお茶とデザートで、ピンと張った心の糸がゆるりとほどけていくような、くつろぎの時間を提供していきたいと思っておりますので、よろしくお願い致します。
さて、今年の我が家のお正月は恒例の熱田神宮への初詣。
朝から出かけてイオン熱田に車を置き、お参り後はイオンでお買い物というお気楽なお正月でした。
去年は私の実家のある福岡へ一泊二日の強行軍で帰省したために太宰府天満宮での初詣でしたから熱田は二年ぶり。
とはいえ、千九百年の歴史を誇る熱田の杜にとって二年のブランクなんかはゼロに等しいでしょう。
と思いきや・・・・行ってみると驚いたことに意外なところが様変わり。
ナント露店の品揃えが変わっています。
これまでは毎年似たようなお店ばかりで、新しいと言ってもフライドポテトがトルネードポテトに変わったくらいだったのに、今年はやたらとB-1系のお店が目につきます。
今まで普通の焼きそば屋さんしかなかったのが横手焼きそばや富士宮焼きそばにリニューアル。
そして何より嬉しいのが一度食べてみたいと願っていた「甲府とりもつ煮」があるじゃないですか!!
とはいえ神様にお参りする前にオノレの欲望を満たしてはバチが当たります。
まずは本殿に行って二拝二拍手一拝の作法に則って平和な一年を過ごせたことに(そしてこの地に「甲府とりもつ煮」を招いてくださったことにも)感謝を捧げ、おみくじを引いてからいざ露店へ。
三・四件はあるもつ煮屋さんの中でここぞと思う店を定めて突撃。
レートの高いお正月の露店でありながら、一杯500円で鶏モツがてんこ盛りです。
そしてそのお味は・・さすが2010年B-1ゴールドグランプリ、期待を裏切らない美味しさでした。
ただ・・・・外は寒い!!!!。
いくら発泡スチロールの容器に入っているとはいえ、ナポレオンさえも撃退したというシベリア寒気団には勝てません。
山盛りのモツも食べ終わる頃には冷めてしまい、ごつい歯ごたえで少々顎が痛いほど。
やはり冬は、温かいものを暖かい店内で食べたほうがいいようです。
さて、B級グルメといえば当店にだって「焼きハヤシライス」があります。
自慢じゃありませんが、焼きハヤシライスとしては、今まで食べた中で一番の美味しさです。
っと言っても、他のお店では見たことがないので二番目は存在していないのですが。。。。。
まぁそんなことはさておいて、当店の焼きハヤシの美味しさの秘密は醤油とチーズ。
ハヤシライスのソースに使っている醤油は焦がした時の香りがとても良い丸大豆醤油。
そして溶けるチーズはヨーロッパ風のちょっと癖のある香りのものを使い、粉チーズもよくあるパルメザンではなくエダムチーズを使って香ばしさをだしています。
これをオーブンでキツネ色になるまで焼きあげると、焦がし醤油の香りと融け合って、胃袋を鷲掴みにする香りが立ちのぼるのです。
この焼きハヤシライス、当店のメニューとしては最高額の部類に入りますが、世の中には一杯二千円を越えるハヤシライスだってあるのですから、珈琲や紅茶とセットにしても千円ならば、立派にB級と名乗ってもいいでしょう。
最高の技術と最高の食材を提供するのがA級ですが、A級は日常とは別世界の出来事。日々の生活の中にあるのがB級です。
そんなB級の中で、一番を目指すB-1グランプリでつくられるような美味しさが、私たちの日々を潤してくれるのだと思います。
KURIKURIもまたA級にはなれないお店ですが、B級のお店の中で一番のくつろぎを提供できるお店になるように努力していきますので、本年もよろしくお願い致します。