108号の当選番号は 015 031 113 148 160 です。
ハヤシでプルプル
その頃は小説を書いていたので、パソコンで目が疲れているんだろうなぁと思っていたのですが、小説を書き上げた後になっても良くなりません。
しかもちょっと細かい字を読もうと思うとメガネを外した方がよく見えるのです。
これは・・・もしかすると・・・・
老眼・・・・・・・・・・・・・・・・・キタ━━━━(°Д°)━━━━!!!!
個人的には18才で年をとるのをやめたつもりだったのですが、どうやら老眼が始まってしまったようです。
まぁ、何と言っても来年は歳男。
半世紀近くも生きていればあちこちガタが来るのはやむを得ません。
祇園精舎の鐘の声なんか聞いたこともないのですが、誰しも盛者必衰の理には勝てないもの。
近眼は老眼になりにくいなんていう都市伝説は、ただ春の夜の夢のごとく消え去ってしまったのです。
さてさて、そんなわけで取り組み始めたのが老化を止めるアンチエイジング。
偶然なのか、虫の知らせのおかげなのか、先日書いていた小説が「老化」をテーマにしていたので、その辺の知識は豊富なのです。
老化には紫外線や活性酸素によって遺伝子情報が傷つけられる「黄色い老化」と、必要以上に血糖値が上がる事によって肌や血管の弾力性が失われる「茶色い老化」があります。
私の場合、紫外線はほとんど浴びない生活ですし、ほぼ毎日抗酸化作用のあるカカオポリフェノールたっぷりのチョコレートを食べているので黄色い老化はあまり心配ありません。
しかし、お菓子に囲まれた生活をしているため茶色い老化は心配です。
そこで、食事の時はご飯などの炭水化物の前に野菜から食べるように心がけ、チョコレートを食べる前には少し牛乳を飲み、血糖値を下げる働きのあるシナモンを毎日0.6グラム以上摂る生活を始めたのです。
とはいえ、この成果がはっきりと現れるのは数年後。
もっと早く効果が現れるものはないのか、と探しまわってたどり着いたのがコラーゲン。
多くの人がすっぽん鍋などコラーゲンたっぷりのものを食べた翌日に肌がプルプルになったという経験をしているように、その効果は即効性があるといわれています。
しかし以前ここのエッセイでも書きましたが、コラーゲンを食べても消化作用でアミノ酸に分解されてしまうのだから、効果があるとは思えません。
ところが調べてみると、最新の研究で新たな発見があったのです。
なんとコラーゲンを食べると、体内で「コラーゲンを作れ」という指令が発せられるというのです。
これにより、コラーゲンを食べるとそのコラーゲンではなく体内にある様々なアミノ酸からコラーゲンが合成され、肌の張りや軟骨の柔軟性が復活するとのこと。
従って日々コラーゲンを摂り続ければ、合成指令と原料供給が連続して行われるため、アンチエイジングになるというわけです。
ただ、コラーゲンを合成するためにはコラーゲン自体にあまり含まれていないリシンというアミノ酸やビタミンCが必要ですので、リシンが豊富な肉類や卵、そして野菜や果物も一緒に摂らなければなりませんが・・・。
ただし、これは体全体のアンチエイジングであって、お肌のプルプルとは関係ありません。
お肌がプルプルになるのはコラーゲンが分解してできる「ヒドロキシプロリンペプチド」が長時間血液中に留まるため。
このペプチドの作用によって表皮に油分が補われ、プルプルの肌になるというわけです。
とにかく、こんなに良い事ずくめのコラーゲンを是非お客さんにも摂ってもらいたいもの。
そこでハヤシライスを美容とアンチエイジング用にバージョンアップしました。
もともとハヤシソースにはコラーゲンが多めに含まれているのですが、そこに更にコラーゲンを増やして一食で一日に必要な5gをとれるようにしたのです。
そしておまけにポリフェノールたっぷりの玉葱の皮もピューレ(現在は粉末)にして加え、アンチエイジング作用もアップ。
しかも、焼きハヤシならリシンが豊富な卵とチーズが乗っていますし、サラダだって付いてます。
これで翌朝お肌はプルプルですし、その日のうちにコラーゲンを摂れば合成作用によって体内のコラーゲンが増え、張りが戻ってくることでしょう!!!!
と、勢いに任せて!を4つもつけたものの、美容やアンチエイジング最大の敵はストレス。
あれを食べなきゃ、あれは食べちゃダメと気を回すより、好きなものを食べて心から寛ぐのが一番だとは思うのですが・・・